『頭の中の考えがその人の人生を作る』私と金持ち父さんになりませんか?




あなたは既に貴重な二つの贈り物を手にしている。それは頭と時間だ。その二つを使って何をするかは完全にあなたの自由だ。お金を手にするたびに思い出してほしい、あなたの運命を決定するのはあなた以外の誰でもないことを。

ロバート・キヨサキ

あなたが金持ちになるか、中流階級をめざすか、貧乏のままで一生を終えるか、その選択をしているのはあなた自身です。あなたとあなたの子供の未来はあなたが今日、選ぶ道にかかっているのです。

こんにちは!!keeです。今回はお金と人生について一度は読んでおきたい必読書『金持ち父さん貧乏父さん』についてアウトプットしていきたいと思います。2000年からたくさんの方に読まれてきた累計400万部超えの人生においての必読書です。まだ読んでいない方は、今からでも遅くありません。心から強く強くお薦めできる1冊です。ぜひ、一度手に取ってみてください。じーまーでごいすー!!

学校では、決して教えてくれない、でも我が子には必ず教えたい、たくさんのことを教えてくれます。

二人の父親

私には二人の父がいる。金持ちの父と貧乏な父だ。一方の父は高い教育を受け、知的な人だった。四年制の大学を二年で卒業し博士号を取得、そのあともさらに高度な教育を受けるためにスタンフォード、シカゴ、ノースウェスタンと三つの大学をはしごした。一方、もう一人の父は、高校すら卒業していない・・・。

さて、あなたはどっちが金持ち父さんで、どっちが貧乏父さんかわかりますか?

この時点では確実に前者の高学歴の父が金持ち父さんであると誰もが思うはずです。

でも、正解はその反対です。

頭の中の考えがその人の人生を作る

二人ともたくましく、人を惹きつける魅力を持ち、まわりの人に影響力を持つ存在だった。二人とも私にあれこれとアドバイスをしてくれたが、その内容は大きく異なっていた。

貧乏な父の方は『大切なのはお金じゃない』などとよく言っていたが、金持ちの父の方は『お金は力だ』といつも言っていた。

二人の父はどちらも生涯を通じてよく働いた。二人とも仕事はうまくいっていて、収入も結構多かった。それなのに、一方の父は死ぬまでお金に苦労した。そして、もう一方の父はハワイで最も裕福な人間の一人になった。

思考がどんなに大きな力を持っているか、それは測ることはできないし、普段はその力のありがたみなどわからない。だが、私は、自分が何を考え、それをどう表現するかがどんなに大切かに気がついた。

そして9歳の時、私はお金に関しては金持ち父さんの言うことを聞こうと心に決めた。

金持ち父さんの六つの教え

金持ち父さんからの9歳から39歳までの30年間の授業が終わったとき、私は金持ち父さんが教えてくれたことはわずか六つであることに気付いた。

第一の教え 金持ちはお金のためには働かない

第二の教え お金の流れの読み方を学ぶ

第三の教え 自分のビジネスを持つ

第四の教え 会社を作って節税する

第五の教え 金持ちはお金を作り出す

第六の教え お金のためではなく学ぶために働く

まとめ

第一の教え 金持ちはお金のためには働かない

中流以下の人間はお金のために働く、金持ちは自分のためにお金を働かせる

もし人生からこの教えを学べば、賢明で、裕福で、しあわせになれる。もし学ばなければ、賃金が安いとか、上司がいやだとか仕事に文句を言い続けて一生を終えることになるだろう。お金の悩みをすべて解決してくれるようなでかいことが起こらないかと、一生叶うことのない夢だけを持ち続けることになる。

朝起きて、仕事に行き、請求書を支払う、また朝起きて、仕事に行き、請求書を支払う・・・。そのあとの彼らの人生はずっと恐怖と欲望という二つの感情に走らされ続ける。そういう人たちはたとえお金を多くもらえるようになっても、お金を多く使うようになるだけで、それは『ラットレース』の罠にどっぷりとはまってしまっていると言える。

ラットレースとは、働いても、働いても、一向に資産がたまらない状態のことである。その様子が、回し車の中でクルクル回っているネズミに似ていることから定義されている。

第二の教え お金の流れの読み方を学ぶ

金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない。

柔軟性をもって新しいものを喜んで受け入れ学び続けるならば、人は変化を乗り越えるたびにどんどん裕福になっていく。お金があればすべての問題が解決すると思っている人はこれから先、確実に苦労するだろう。ファイナンシャル・リテラシー(お金に関する読み書き能力)を高め、あるものが『資産』なのか?『負債』なのか?それが分かるようにならなければ決して金持ちにはなれない。反対に『資産』とは何かということがわかって、それを手に入れればそれだけで金持ちになれる。

金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思いこむ。

『資産』は私のポケットにお金を入れてくれる。【プラスのキャッシュフロー】

『負債』は私のポケットからお金をとっていく。【マイナスのキャッシュフロー】

人生で一番の買い物『家』についてですが、家は『資産』ではなく、『負債』(ローンがある場合)です。家を買うなと言っているわけではありません。実際に私もあと30年ローンが残っています。しかし『借金返済に勝る運用はない』という山崎元さんの言葉を聞いてからは、最速で完済するための方法を全力で探して実行しています。

お金を稼いだあとどうするか、人にそれをとられないようにするためにどうするか、それを長く持ち続けるためにはどうしたらよいか、そのお金をどうやって自分のために働かせるかといったことを知らなければ、いくらお金を稼いでも無駄です。たいていの人はキャッシュフロー(お金の流れ)を理解していないために、なぜ自分がお金に苦労しているかすらわからないでいる。このような人は「一生懸命に働くことはいいことだ」とだけ教えられ、「自分のためにお金を働かせる」方法を知らないでいるため、必要以上に働き続けることになる。

『穴に落ち込んでいると気がついたら、穴を掘るのをやめなさい』

富を築くための第一段階としての目標は、毎月の支出が仮に30万円だとするならば、資産からのキャッシュフローが30万円に達して、はじめて私は富を手にしたこととなる。この時点で私は給料に依存することがなくなったということになる。次の目標は、資産からのキャッシュフローのうち、余った分を再び資産に組み込むことだ。資産につぎ込むお金が多くなれば多くなるほど、資産が増え、資産が増えれば増えるほど、そこからのキャッシュフローが多くなる。そして、支出が資産からのキャッシュフローを超えない状態を続けている限り、私はどんどん金持ちになる。つまり、実際にその場にいて物理的に労働をすることをなしに、入ってくる収入を増やすことができるのだ【不労所得】。あまったお金を資産につぎ込むこの再投資のプロセスが軌道に乗ってしまえば、私は金持ちになるためのベルトコンベアーに乗ったも同然だ。さらに『4パーセントルール』に乗ることができれば、まさにFIRE(Financial Independence Retire Early)【早期退職】することが可能になる。

FIREとは、financial Independence【経済的自立】Retire Early【早期退職】の頭文字。

この生き方は、日本の老後の暮らし方のヒントにもなると私は思います。早期退職するには早めに準備する必要がありますが、そうでなくても仮に2500万円分の株式を運用して、年に4%ずつ取り崩して使ったとしても年収は100万円増えます。これは計算すればぜんぜん現実的な数字です。10年後に2500万円、何もなければ取り崩さずにそのまま積立投資をして、20年後には5000万円の株式を運用すれば、年に200万円があなたのものになります。福利の力を信じてください。

4パーセントルール』とは、生活費を投資元本の4パーセントにおさめることができれば、資産を目減りすることなく暮らしていくことが可能と言われている米国のトリニティ大学の博士が研究した金融理論です。【株式の平均利回りが5~7%】1億円の株式を持っていれば、株式配当だけで4%の400万円の収穫があります。収穫と呼ばれているのはそれがもっとも近しい表現だからです。種を植えておけば勝手にお金が働いてくれて、余った分をあなたはもらうことができます。

マネーマシンを完成させ、この4%ルールに乗ることを『人生のゲームクリア』と表現する人もいます。言い方を変えると『勝ち組』です。意外と勝ち組という言葉は知っていても、実際の『勝ち方』を知っている人はごくわずかです。私は誰よりも私の友達と子どもにこの『勝ち方』を教えたいと思いました。ちなみに富裕層の定義では、個人資産が1億円以上ある人のことを『富裕層』、5億円以上を『超富裕層』と言われています。5億円あれば、何もしなくても年収2000万・・・。

一緒にゲームクリアしませんか?攻略本は私が買いますから・・・。

第三の教え 自分のビジネスを持つ

自分のビジネスを持つ=本当の資産を持つ

経済的な安定を確保しようとするなら、自分のビジネスを持つことが必要だ。自分のビジネスは『収入』ではなく、『資産』を中心に展開する。『資産』と『負債』の違いを知り、資産を購入することだ。金持ちは資産につねに注目し、そうでない人間は給与明細表の数字ばかり気にする。

『自分のビジネスを持つ』とは、本当の意味での『資産』を増やし、それを維持することを意味している。一度手にしたお金は二度と出て行かないようにする。あなたの資産欄に入ってきたお金は、あなたのために働いてくれる労働者だと考えるといい。お金のいいところは人間の労働者と違って、24時間働いてくれるし、次の世代へ受け継ぐこともできる。あなたは昼間の仕事をやり続けてかまわない。一生懸命働き立派な会社員でいるのもかまわない。ただ、それと同時に資産を増やすことを忘れないようにすることだ。

第四の教え 会社を作って節税する

『持てる者』と『持たざる者』の間の戦いは何百年も前から続いている。なにか新しい法律ができるたびに行われるこの戦いは、決して終わることはない。問題は、いつも戦いに負けるのが『知識』を持たない人たちであることだ。所得税が導入された当初は金持ちだけを対象としていた。本来は金持ちを罰することを目的として作られたこの税金が、実際は税の法制化を支持した当の本人である中流以下の人々を罰するものになってしまった。

資本家たちはさっさと逃げ道を見つけ『会社』の陰に身を隠した。会社は金持ちを守るものなのだ。会社の所得税率は、日本でも近年優遇されてきている。さらに会社の場合、支出の一部は経費として、税を払う前の収入から差し引くことができる。

『源泉徴収』とはよく言ったもので、個人の場合だとその名の通り『源泉』から『徴収』されるので税金を引かれた残りが給料になる。

「ひとたびお金の味を味わった政府の食欲は大きくなる一方だった」金持ち父さんはそう説明した。

会社を持っていれば・・・

  1. 稼ぐ
  2. お金を使う
  3. 税金を払う

会社のために働く人は・・・

  1. 稼ぐ
  2. 税金を払う
  3. お金を使う

②と③が入れ替わっているのがわかると思います。この差はとてつもなく大きいです。会社を所有し、自分の資産をすっぽりおおってしまうことを勧める理由をわかってもらえたでしょうか?

第五の教え 金持ちはお金を作り出す

学校教育を終えるとたいていの人は、大切なのは大学の卒業証書や成績ではないことに気付く。学校の外の実社会では、いい成績以外の何かが必要だ。それを『ガッツ』と呼ぶ人もいれば、『ずぶとさ』『やる気』『大胆さ』『はったり』『ずるがしこさ』『世渡りの技術』『ねばり強さ』『頭の切れ』などと呼ぶ人もいる。呼び名は何であれ、この『何か』が、最終的には学校の成績などよりもその人の将来に決定的な影響を与える。

学校では、まちがえるのは悪いことだと教えられ、まちがえると罰を受ける。だが人間がどのように学ぶかを考えてみればわかるが、人間はまちがえることで学ぶ。私たちはころびながら歩くことを学ぶ。もし、まったくころばなければ、歩くことはできないだろう。

失敗は成功に至るプロセスの一部だ。失敗を避ける人は成功も避けている。

私たちだれもが持っている唯一の強力な『資産』は、私たちの耳と耳の間にあるものだ。うまく鍛えれば『』を作り出すことも可能だ。反対に鍛えない場合も何かを作り出すことはできる。それは何世代にもわたって家族を苦しめる『貧困』だ。

第六の教え お金のためではなく学ぶために働く

新しいことを学ぶために働くという考えに抵抗がある人もいるだろう。実際に私も家族がいるのなら転職は勧めない。それでも幅広く学ぶか学ばないかは自分で決めることができる。会社員のままでも、通勤時間を『学ぶための時間』に変えることだってできる。『学ぶ』ことに重点を置いて生きることで未来は確実に変えることができる。

人生はランニングによく似ている。ランニングをするとき、一番つらいのは『行こう』と決心する時だ。冬場は本当にきつい。でも決心さえつけばあとは楽だ。私もランニングをするのがめんどくさいということはよくあるが、それでも行って走り始めると楽しくなる。そして走り終わったあとはいつも、走ってよかったと心から思う。

専門をきわめるより、広い知識を

「マクドナルドのハンバーガーよりもおいしいハンバーガーを作れる人はいますか?」と質問したら、かなり多くの人が手をあげるだろう。では、「マクドナルドよりおいしいハンバーガーが作れるのであれば、マクドナルドよりハンバーガーを売ることはできますか?」と質問するとあげた手を下げる人がほとんどだろう。マクドナルドは優れたビジネス戦略を持っている。才能にあふれたたくさんの人が貧乏のままでいる理由は、彼らがおいしいハンバーガーを作ることに専念するばかりで、ビジネス戦略については無知のままだからだ。

貧乏父さんは私に、学校で一生懸命勉強し、いい大学を卒業していい仕事につき、できるだけ多くのお金を稼ぐために働くようにといった。弁護士や会計士など専門的な職業につくか、MBA(経営学修士)をとるために大学院に進むことを望んでいた。

一方、金持ち父さんは、金持ちになるために学ぶ、つまりお金がどのように動くかを理解し、お金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせるにはどうしたらよいかを学ぶことを奨励した。ビジネスのシステムのあらゆる側面を学び、自分を鍛えるようにと忠告してくれた。

まとめ

今のこの世の中は、『お金に対する愛情を諸悪の根源ときめつける文化』がある。お金について学ぶことは『卑しい』などと言われたりもする。でも私は実体はないのかもしれないその『お金』が『物』の中では一番大切なのではないかと考えている。日本の教育では職業を身につけ、お金のために働くことが一番いいと教えられる。決してお金持ちになる方法は教えてくれない。そして税金の仕組みすら説明できない、そんな人たちが進路相談を受けてしまったりしている。

私はそれこそが『諸悪の根源』であると思っている。

本当の意味で知的な人たちは新しい考え方を喜んで受け入れる。なぜなら、そういう人は新しい考え方がこれまでに蓄積された考え方といっしょになって強力な武器になることを知っているからだ。人の話に耳を傾けることは自分が話すことよりも大切だ。もしそうでないとしたら、神様は人間の口と耳を逆にしたはずだ。

あることについて自分が知らないと気づいたら、その分野の専門家を探すか、本屋に行ってそれについての本を見つけ、自分で学ぶこと大切だ。そしてその姿勢をあなたの子どもたちはしっかり見ていますよ。

あなたとあなたの子どもの未来は、あなたが今日、選ぶ道にかかっている。

最後まで読んでいただきありがとうございました。




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kee
フルマラソン3:27:43!! ファイナンシャルプランナー&JADPメンタル心理カウンセラー&上級心理カウンセラー! 普段は食品工場で仕事をしています。ランニング大好き、料理大好き、サッカー大好き、キャンプ大好き、お酒大好き、釣り大好き、激辛大好き、読書大好き、書ききれないほどの大好きに囲まれて毎日幸せを実感しています。夢はホノルルマラソンに出ること。 座右の銘『明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ』 このブログは忘れやすい私の備忘録、私の脳の第2領域です。