【夢をかなえるゾウ4】あなたは、自分の人生に心から満足していますか?『最高の人生だった』と笑いながら死を迎えることができそうですか?




『人はいつか必ず死ぬ存在であり、死を直視することが生を輝かせる』

こんにちは!keeです。今回は水野敬也さんの著書、大人気シリーズ『夢をかなえるゾウ』の第4弾、ガネーシャと死神を読了しましたので、お気に入りのガネーシャの名言と共に紹介していきたいと思います。

『夢をかなえるゾウ』はシリーズ全作を読んでいますが、この『4』がダントツ1位の面白さ。最高に笑って、最高に泣ける。ぜひとも手に取って読んでみてほしい1冊です。

30歳を過ぎたあたりから、1年があっ!という間に過ぎていくあの現象の原因は、新しい経験が減るからと言われています。

40歳くらいになるとその速さはもっと増します。大げさに言うと1年が…4ヵ月くらいの感覚。

もし今、何かに我慢している人へ…。

多少の我慢は誰にでもあるかもしれません…

ですが、我慢して生きるほど人生は長くありません。

今、逢いたい人に今日、逢いに行きましょう。

コツコツと頑張ってさえいれば………

毎日、満員電車に乗り、仕事で嫌なことがあっても耐え続け、いつもと変わらぬ日々を過ごしていれば………家族を幸せにできるというのは、単なる思い込みでしかありません。

人間の死亡率は100%です。それは今日かもしれないし、明日かもしれないし、50年後かもしれない。

『いつか必ず死ぬ』という事実から目を背けていることは、つまり現実から目を背けているということなのです。

もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日予定していたことを果たして私は本当にやりたいだろうか?

スティーブ・ジョブズ

【死神の教え】人間が死に際に後悔する10のこと

  1. 本当にやりたいことをやらなかったこと
  2. 健康を大切にしなかったこと
  3. 仕事ばかりしていたこと
  4. 会いたい人に会いに行かなかったこと
  5. 学ぶべきことを学ばなかったこと
  6. 人を許さなかったこと
  7. 人の意見に耳を貸さなかったこと
  8. 人に感謝の言葉を伝えられなかったこと
  9. 死の準備をしておかなかったこと
  10. 生きた証を残さなかったこと

この他にも『他人がどう思うか気にしすぎなければよかった』とかも有名ですね。

『死は人生の終末ではない。生涯の完成である』

ガネーシャの課題

『夢をかなえるゾウ』はガネーシャから出される課題をクリアしていくことで主人公だけでなく、読んでいるあなた自身が成長していく物語です。

また課題は、過去の偉人たちが実行してきた習慣であり、あなたが夢をかなえたり成功したりするのを助けるだけでなく、今回で言えば『死ぬときに後悔しない人生を送る』ためのものでもあります。

今回は私のお気に入りのガネーシャの課題を5つに厳選して紹介しますね。

  1. 死後に必要な手続きを調べる
  2. 『死ぬまでにやりたいことリスト』を作る
  3. 思い切って仕事を休む
  4. 自分の体に感謝する
  5. 身近な人に感謝の言葉を伝える

①死後に必要な手続きを調べる

死亡診断書(もしくは死体検案書)の受け取り、死亡届と火葬許可申請書の提出、さらには職場への死亡退職届の提出、健康保険証の返却……携帯電話やクレジットカードの解約など、普段の生活のことまで含めると膨大な作業が必要になります。

またあらかじめ葬儀社も決めておかないと、自分の死で混乱する親族の負担が増えてしまいます。

葬祭費や埋葬料など、請求しなければ支給されないお金も存在します。

もしも本人が何も準備していなかったら、残された遺族は大変な作業に追われることになってしまいます。

生前にこういった準備ができる人が、本当に誠実で、心の強い人だと感じました。

「自分が死んだあとにどんな手続きが必要になるか。多くの人にとって、目を背けたくなる現実や。ただ、その苦しさから逃げんと、冷静に見つめて対処する姿勢を持てれば、自分の死後も家族を守れる力が身につくはずやで…」

②『死ぬまでにやりたいことリスト』を作る

できるかどうかは一切考えず、やりたいことを20個以上書き出すこと」

そして、明日できることをやってみよう!!

③思い切って仕事を休む

明日は仕事だから、明日はできない…と今、頭で考えたあなた…

あなたはあなたの『死ぬまでにやりたいことリスト』より明日の仕事の『ToDoリスト』の方が大切ですか?

では、あなたが仕事を休めないのはなぜでしょう?

それはもしかしたら、周囲からの評価が下がったり、叱責されたり、バカにされたり……「この人はダメだ」と思われたくない。という気持ちからではないでしょうか?

「人に迷惑かけることがええことやて言うてるわけやないで。ただ、人の評価を大事にしすぎるちゅうことは、自分がほんまに大事にせなあかんもんを見失ってまうことでもあるんやで」

④自分の体に感謝する

「たとえば心臓は、自分が生まれてから今日に至るまで、一回も休まずに全身に血を送ってくれてる。肺は、自分が意識せんでも呼吸してくれてる。体は二十四時間体制で自分を支えてくれてんねん。せやのに自分は、それを当たり前や思うて全然労わってこうへんかったやろ?ワシに言わせたら、自分は体ちゅう従業員をないがしろにしてきたブラック企業の経営者やで」

「ブラック企業の経営者やで!」2回目…(笑)

⑤身近な人に感謝の言葉を伝える

「自分を身近で支えてくれている人に対しては、色々してもらうのが当たり前になってもうてるやろ?でも『働く』の語源が『傍(はた)を楽(らく)にする』て言われるように、傍(そば)にいる人の苦労が分かって感謝できるようになれば、世の中の人らの苦労を減らせるサービスも生み出せるようになるんやで」

身近な人にこそ、感謝の言葉を伝えよう。

明日でも明後日でもなく、今伝えましょう!!

さいごに

最後に一つだけ、あなたに伝えておきたいことがあります。

それは、夢についてです。

人間はこの世界にあるものを別々に認識してしまっているけれど、本当は同じものが形を変え続けているだけで、すべてのものはつながっている。

だから、死は存在せず、恐れる必要はないということ。

あなたは、今、この世界には、かなわない夢があると思っていませんか?

あきらめなければならない夢があると思っていませんか?

確かに、一人の人生だけを切り取って見れば、かなう夢も、かなわない夢もあるでしょう。

でも、一人の生が終わったとしても、夢がたすきのように、人から人へ渡されていくものだとしたら…。

夢が、ずっとつながっていくものだとしたら…。

すべての夢はかなうのです。

だから、もし今、あなたが、かなわない夢があると感じているのだとしたら、そんなことはないと伝えたいです。

夢は、かなえなければならないものではありませんが、同時に、かなえたい夢を持つのは、本当に素晴らしいことです。

さいごに②

「全部がつながっている世界では、死の不安や苦しみは存在せえへん。

そもそも死が存在せえへんからな。

ただ、その分、生きることの喜びや感動も存在できへんのや。

なんで赤ちゃんが泣きながら生まれてくるか分かるか?

それはな、母親とヘソの緒でつながってる安らぎの世界から切り離されたからや。

ただ、そうなることで初めて、自分とは違う『母親』の存在を知り、『笑う』ことができるようになんねんで。

人間が存在する理由は何か?

それは、苦しみも、その苦しみに支えられた喜びも、すべてを『経験』するためや。水にも、土にも、木にも、他の生き物にもできへん、人間という形でしかできへん『経験』をするためなんや」

『私にしかできない尊いことがある』

(※釈迦が生まれた瞬間、七歩歩いて天と地を指差しいった言葉)

この言葉は、様々なものに形を変えながら輪廻するこの宇宙が…たった一度の『あなた』という形でしか味わうことのできない、経験の尊さを言っている…。

あなたにもあなたにしかできない尊いことが絶対にあります

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。では、また!!




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kee
フルマラソン3:27:43!! ファイナンシャルプランナー&JADPメンタル心理カウンセラー&上級心理カウンセラー! 普段は食品工場で仕事をしています。ランニング大好き、料理大好き、サッカー大好き、キャンプ大好き、お酒大好き、釣り大好き、激辛大好き、読書大好き、書ききれないほどの大好きに囲まれて毎日幸せを実感しています。夢はホノルルマラソンに出ること。 座右の銘『明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ』 このブログは忘れやすい私の備忘録、私の脳の第2領域です。