【7つの習慣】俺なりの第6の習慣『シナジーを創り出す』




ヒトラーから世界を救った男、ウィンストン・チャーチル卿は、第二次世界大戦時下にイギリス首相に任命されたとき、

「私のこれまでの人生は、まさにこのときのためにあった…」と語った。

これと同じ意味でここまで学んできた習慣はすべて、この第6の習慣『シナジーを創り出す』の準備だったと言える。

シナジーを正しく理解するなら、シナジーはあらゆる人の人生においてもっとも崇高な活動であり、他のすべての習慣を実践しているかどうかの真価を問うものであり、またその目的である。

どんなに困難な試練に直面しても、人間だけに授けられた四つの能力(自覚・想像・良心・意志)、Win-Winの精神、共感の傾聴スキル、これらを総動員すれば、最高のシナジーを創り出すことができる

シナジーとは、『複数のものがお互いに作用し合い、効果や機能を高めること』(相乗効果)

簡単に言えば、

全体の合計は個々の部分の総和よりも大きくなるということである。

男女の結びつきがこの世に新しい命を送り出すことこそが、まさにシナジーである。

シナジーの本質は、お互いの違いを認め、尊重し、自分の強みを伸ばし、弱いところを補うことである。

こんにちは!!keeです。ついにここまで来ましたね。私の人生のバイブル『7つの習慣』の肝【第6の習慣】『シナジーを創り出す』です。

これまでの準備が整っていない方はこちら↓↓↓

俺なりの第1の習慣『主体的である』

俺なりの第2の習慣『終わりを思い描くことから始める』

俺なりの第3の習慣『最優先事項を優先する』

俺なりの第4の習慣『Win-Winを考える』

俺なりの第5の習慣『まず理解に徹し、そして理解される』

ネガティブなシナジー

人間同士の相互依存で成り立つ現実の世界で生きているにもかかわらず、それに気づかずに問題を解決したり、何かを決定したりするとき、人はどれほど多くのエネルギーを無駄に使っていることだろう。

  • 他人の間違いを責める。
  • 政治的な工作に奔走する。
  • ライバル心を燃やして対立する。
  • 保身に神経をとがらせる。
  • 陰で人を操ろうとする。
  • 人の言動の裏を読もうとする。

こうしたことにどれだけの時間を浪費しているだろうか。

これはまるで、右足でアクセルを踏みながら左足でブレーキを踏んでいるようなものである。

しかし多くの人はブレーキから足を離そうとせず、さらに強くアクセルを踏み込む。

もっとプレッシャーをかけ、自分の主張を声高に叫び、理屈を並べて自分の立場をより正当化しようとするのだ。

自分とは違うものの見方、考え方を知ることこそ人間関係がもたらす利点であるのに、その事実に気づくことができない。

人生は論理だけで成り立つものではない。

半分は感情によって成り立っているのだ。

自分と他者との違いに価値を置くことがシナジーの本質である。

違いを尊重する

人間は一人ひとり、知的、感情的、心理的にも違っている。

そして違いを尊重できるようになるためには、誰もが世の中をあるがままに見ているのではなく、『自分のあるがまま』を見ているのだということに気がつかなくてはならない。

本当の意味で効果的な人生を生きられる人は、自分のものの見方には限界があることを認められる謙虚さを持ち、心と知性の交流によって得られる豊かな資源を大切にする。

そういう人が、個々の人の違いを尊重できるのは、自分とは違うものを持つ他者と接することで、自分の知識が深まり、現実をもっと正確に理解できるようになるとわかっているからである。

自分の経験したことしか手元になければ、データ不足であることは明らかである。

二人の人間が違う意見を主張し、二人とも正しいということはありうるだろうか。

論理的にはありえないが、心理的にはありえる。

そしてそれは、現実にはよくあることなのである。

人生は『あれかこれか』の二者択一で決められるわけではない。

答えは白か黒のどちらかだけではない、必ず第3の案があるはずだと思えない限り、自分だけの解釈の限界を超えることはできないのである。

自然界のすべてはシナジーである

生態系という言葉は、基本的には自然界のシナジーを表している。すべてのものが他のすべてのものと関係し合っている。この関係の中で、創造の力は最大化する。

自然界はシナジーの宝庫だ。たとえば二種類の植物を隣り合わせて植えると、根が土中で入り組み、土壌を肥やし、一種類だけを植えた場合よりもよく育つ。

二本の木材を重ねれば、一本ずつで支えられる重量の和よりもはるかに重いものを支えられる。

全体は各部分の総和よりも大きくなるのである。『1+1=?』が3にも、それ以上にもなる。

『7つの習慣』も同じである。一つひとつの習慣が持つ力は、相互に関係し合ったときに最大の力を発揮するのである。

敵対心を向けられるような厳しい状況にあったとしても、自分の内面でシナジーを創り出すことはできる。

侮辱を真に受ける必要はないし、他者が発するネガティブなエネルギーは身をかわしてよければいい。

他者の良い面を探し出し、それが自分とはまるで異なっていたとすればなおさら、『そこから学んで視野を広げていくことができる』と考えることができるのである。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回は最終章【7つの習慣】俺なりの第7の習慣『刃を研ぐ』です。




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kee
サブ4ランナー!!! ファイナンシャルプランナー&JADPメンタル心理カウンセラー&上級心理カウンセラー! 普段は食品工場で仕事をしています。ランニング大好き、料理大好き、サッカー大好き、キャンプ大好き、お酒大好き、釣り大好き、激辛大好き、読書大好き、書ききれないほどの大好きに囲まれて毎日幸せを実感しています。夢はホノルルマラソンに出ること。 座右の銘『明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ』 このブログは忘れやすい私の備忘録、私の脳の第2領域です。