”明日死ぬかのように生きよ!永遠に生きるかのように学べ!”
言葉には不思議な力があります。その一言で人生が変わってしまうような言葉、予期していなくても言葉で人を傷つけてしまうこともあります。世の中には、たくさんの素晴らしい名言がありますが、私にとってのナンバーワンであり、オンリーワンはこの言葉です。私の頭の中で常に繰り返されている言葉です。この言葉を自分の頭に深く刻み込んでおくことで私の場合、道を見失わずに歩いて行ける、私の人生の旅の道標です。
Life is a journey towards the guiding light!
インド出身の弁護士であり政治指導者、マハトマ・ガンジーの言葉です。
20歳の時に親友と二人、バックパッカーとしてインドに約1ヶ月の旅行に行きました。当時の私はまだ、ガンジーの名前しか知りませんでしたが、ある事件をきっかけに深くガンジーの偉大さを知ることになります。その話は長くなるのでまたいつか話します。
ガンジーは非暴力・不服従を貫き、インドを独立に導いた宗教家です。ガンジーは禁欲しながら、非暴力によるメッセージで大国を動かしてきました。
暗殺されてしまいましたが、体に銃弾を撃ち込まれて倒れる前に、自らの額に手を当てたと言われています。
それはイスラム教の動作で、『あなたを許す』という意味が込められている動作だそうです。自らの命を奪おうとした人間までも『許す』という、非暴力を、自らの死の淵にあっても貫き通したそうです。
『Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever 』
以前の私はこの考えにものすごく共感し、『生涯、前向きに成長し続ける人生を生きよう!』そして、『明日やろうは馬鹿野郎!』未来のなりたい自分のために出来ることは、明日からじゃない!!今、この瞬間からあるんだ!!と考えていました。毎日前向きで、嫌なことがあってもそれは、自分が学ぶため、成長するための経験をさせてもらっていると本気で考えて強く生きていた…はずでした。
しかし、社会人になり、何年かするといつの間にか、人間はどうせいつか死んでしまうのだから、必要以上に学ぶ必要はない。人生楽しんだもん勝ち。俺は仕事がすごく大変なのに頑張っているんだ。と頑張っている自分を言い訳にして、休みの日や、空いた時間、帰ってから寝るまでの時間はほとんど、TVやスマホゲーム、NetflixやHulu、YouTubeに没頭していました。煙草も吸っていたし、運動もせず、自己投資は何もしていませんでした。それでも会社では、部下から信頼され、合わない上司もいましたが、たくさんの尊敬できる人に支えられ、順調に出世しました。毎日何かが満たされない感覚を感じながらも、煙草とアルコールで誤魔化して、俯瞰で見てもそれなりに幸せに生きていました。
『Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever 』
1年半くらい前に大学時代の親友と久々に呑んだ際に、10年後のエンジニア79万人不足のニュースの話を聞き、そのことをきっかけに、プログラミングを学ぶことを決意しました。まだ何も達成していないのに、満たされなかった何かが満たされていく感覚、少し懐かしいようなワクワク感、そんなときに、インターネットをしていると、またガンジーのこの言葉に出合い、再び私の背中を強く押してくれました。
今はまだ何も達成はしていませんし、エンジニアにもなれていません。
でも20歳の時のあの強い気持ちをもって、明日死ぬかのように生きています。
煙草は辞めて2年が経ちました。半月板損傷していた膝も筋力アップし、痛みを軽減できるようになり、月に合計100kmランニングしています。毎晩可能な限り早く眠り、朝は4時半に起きて仕事前に2時間、毎日勉強しています。読書もしています。投資の勉強もしています。永遠に生きるかのように学んでいます。
皆さんにも背中を押してくれる言葉はありますか?皆さんは皆さんの好きな言葉をもって、一緒に日々成長していきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。