【バビロン大富豪の教え】どうしてあなたは普遍的な過去の教訓から目を背けるのですか!?




黒歴史というのは黒歴史のまま眺めていれば、黒歴史のままとなり、思い出すたびに嫌な気分になり落ち込みますが、黒歴史とちゃんと向き合って、咀嚼して経験と捉えることができれば、黒歴史は自分だけの『教訓』となります。私、今『黒歴史』って何回言いました?もしかしたら一生分の黒歴史使っちゃったかもしれませんね(笑)。

言いたいのは、この世に失敗なんて存在しないということです。時計と同じように長針と短針が交われない人生の11時台が誰にも必ずあります。そして時計と同じように、必ず12時はやってきて、

あなたが報われることを私は知っています。

こんにちは!!keeです。今回解説するのは1926年にアメリカで出版され、約100年もの間、世界中で読み継がれているお金の名著『バビロン大富豪の教え』です。私は漫画版を読みました。現代に出版されている多くのお金に関する書籍の『原点』ともいうべき本です。是非一度手に取って読んでみてください。漫画なので読むのが遅い私でも1日で読めました。

古代バビロニアを舞台に、お金を貯め、守り、増やす原理原則

人類不変の知恵』が学べるため、資産家銀行員の『必読書』なのですが、世界中で100年以上読み継がれているのには、目先のお金を得るためのテクニックだけではなく、時代を超えて通用する、人間が幸せになるための真理が書かれているからかもしれません。

一家に一冊の名著!間違いなし!!私はいずれこの本を子供にプレゼントしようと思います。

【黄金に愛される七つ道具】

  1. 収入の十分の一を貯金せよ
  2. 欲望に優先順位をつけよ
  3. 貯えた金に働かせよ
  4. 危険や天敵から金を堅守せよ
  5. より良きところに住め
  6. 今日から未来の生活に備えよ
  7. 自分こそを最大の資本にせよ

これから無人島で生きようとする『奴隷』にその日の魚を分け与えても意味はない。

いくら魚を与えようが食べ尽くせば餓死してしまう。

であれば、魚の釣り方を教えること。

その知識はいずれ大きな資産となる

バビロンの大富豪 アルカド

収入の十分の一を貯金せよ

サラリーマンの生涯年収は平均で約3億円と言われています。現在ではそこから2~4千万円下がっていると言われていますが、仮に3億円の十分の一を貯金していたとしたら3000万円を貯めることができます。老後2000万円問題は解決です。

籠の中に毎朝10個の卵を入れ、毎夕そこから9個の卵を取り出す…。当たり前だけど、いずれ籠は卵であふれかえります。

欲望に優先順位をつけよ

人間の欲望というのはどれだけお金を使おうが際限なく溢れかえるものです。実際に楽しみや笑顔といったポジティブな感情と相関する所得は、日本を含む東アジアでは年収660万円をピークに頭打ちになることが明らかになっています。それ以上にお金があっても楽しみや笑顔が増えることはないということです。

収入の十分の九で叶えられない欲望を諦めることです。

そうすることで『本当に必要なものは何か?』を考えるようになります。

一番やりたいことのためにお金を使うことができるようになります。

貯えた金に働かせよ

お金に働かせる』という言葉の意味がわかりますか?

『お金』というのは労働の対価としてだけで得られるものと考えている方は少なくないと思います。

『お金に働かせる』ということは『お金がさらなるお金を生み出す』という意味です。

多くの日本人は何も考えずに『銀行』にお金を預けていると思いますが、お金の就職先として、今の銀行というのは休憩なしのブラック企業のようなものです。ある銀行に定期預金で10年間100万円を預けたとしても0.01%の超低金利ではたったの100円しか増えません。たった100円です。

もし仮にその100万円を投資に回し100万円を10年間年利5%で運用した場合、増える額は60万円を超えます。収入の十分の一を貯金して貯えた3000万円を5%で運用すれば、何もしなくても毎年150万円があなたの手元に入ってきます。不労所得というやつです。ワクワクしませんか?

では『賢明な投資先』とはいったい何なのでしょうか?

超優秀な人間にとっては最高の時代だ。しかし平凡な人間にとっては最悪である。

アップル、マイクロソフト、グーグルやアマゾン、フェイスブックなどのグローバル企業について論じた著書の引用です。

では、私のような平凡な人間は、資本家たちに富を搾取される運命からは逃れられないのでしょうか。

どうやらそれは違うようです。

現代においては誰でも簡単に資本家になる方法があります。それは、極めて優秀な彼らに『投資』をすることです。

本書でも賢明な投資先として外国株式のインデックスファンドの長期投資を進めています。すでに私もやっています。株というのは単純に言うと会社の一部です。すべての株を取得すれば、会社はあなたのものになり、1株でも取得すれば、会社の一部があなたのものになります。

危険や天敵から金を堅守せよ

お金というものは不意になくなってしまう危険を持っている。お金を持っていることを知ると必ず悪い人が近づいていきます。

断言させてください!!

誰も知らない、一部のごく僅かな人にしか回ってこない儲け話なんてものはこの世の中には存在しません。

大きく儲けようとリスク許容度の範囲を超えて、あり金を全て差し出すのは愚か者のすることです。わからない時は必ずその道に長けた専門家に相談しましょう。

あなたが頑張って貯金したお金(元本)は、必ずあなたの手で守ってください。

より良きところに住め

金持ち父さん貧乏父さん』でも有名な話ですが、お金を生まない持ち家は『資産』ではなく『負債』です。それは認めます。最近では賃貸がおすすめされていて、家を買うこと、持つことを反対している人の方が多いです。ですが、その意見を私はほんの少しだけ否定します。

家というのはただ住むだけのものではありません。庭で遊ぶ子供、家族で作った野菜、家族でそれを分け、みんなで笑顔で食べる、住居は人間の幸せな生活と密接に関わっていて、そしてその幸せは生きていくモチベーションになる。賃貸でもそれはできると言われてしまえばそれまでなんですが、私は好きな場所に建てた家は『心を豊かにする投資』でもあると考えています。

今日から未来の生活に備えよ

人はいつかみんな死にます。いくら健康に気を使って若々しくいても必ず衰えていきます。

老いて動けなくなった体にムチを打って、いくつになっても働くことは現実的とは言えません。

雇ってくれるところがあるかすらわかりません。

ならば、今日から未来の生活に備えるべきです。今日から備えれば、動けなくなった自分や、自分の死んだ後の家族に貯えを残すことができます。

自分こそを最大の資本にせよ

ここまできたらあとは、やるかやらないか、行動するかしないかです。『1』か『0』かです。

人よりたくさんの本を読んでも、その本の内容を実践しなければ、何一つ成長してません。勝手に成長しているつもりになっているだけです。何か一つからでもいいです。行動しましょう。

七つ道具の最後の一つは、知恵を身につけ、自分自身を資本にすることです。

『投資』をするにしても、初めのうちは最低限自分で勉強しなければなりません、知らなくてはいけない知識があります。銀行や証券会社の窓口での取引は私は絶対におすすめできません。彼らは、ただの手数料泥棒です。彼らはあなたの将来のためではなく、自分の成績のために売りたいものを売ろうとしてきます。

知識』や『知恵』は目先のお金の2倍以上の価値を持っているとこの本にも書かれています。魚の釣り方を学ぼうとせずに、魚を欲しがってもいつまでたっても満たされることはありません。

おわりに

バブル時代の1980年代末期から1990年代初頭の日本の銀行の定期預金の年利は6%、約12年でお金が倍になる計算です。この利回りをほぼノーリスクで実現できたなんて信じられませんよね。

しかしながら、現在では、リスクをとらずにお金を増やす方法はありません。

学校ではお金のリテラシーについて学ぶ機会のなかった私たちにとって、リスクをとることに大きな抵抗がありますが、リスクを全くとらないことが大きなリスクとなると私は考えています。

家族や友人との絆を深められるような本当に大切なことにお金を使い、収入の一部を貯めて、自分で学んで、全世界に分散投資をして、自分も働き、お金にも働いてもらう。まとめるとこんな感じです。そして一番大切なのは行動することです。やると決めたら、できることは明日からではなく、今この瞬間からあります。幸せな未来のために今から準備しましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。




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kee
フルマラソン3:27:43!! ファイナンシャルプランナー&JADPメンタル心理カウンセラー&上級心理カウンセラー! 普段は食品工場で仕事をしています。ランニング大好き、料理大好き、サッカー大好き、キャンプ大好き、お酒大好き、釣り大好き、激辛大好き、読書大好き、書ききれないほどの大好きに囲まれて毎日幸せを実感しています。夢はホノルルマラソンに出ること。 座右の銘『明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ』 このブログは忘れやすい私の備忘録、私の脳の第2領域です。