【7つの習慣】俺なりの第1の習慣『主体的である』




意識的に努力すれば必ず人生を高められるという事実ほど、人を勇気づけるものが他にあるだろうか。

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー

こんにちは!keeです。ついについに『7つの習慣』です。

もしも、この本をまだ読んだことがないという方がおられましたら、あなたは本当にラッキーです!!この本は、確実にあなたを成長させてくれるはずです。

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本を読む時間がない人はこの記事を読めば、いいところ全部詰め込んであるので最後までお付き合いくださいね。

しかしながら…600ページ越えの長編なのでタイトルに因んで7分割にしたうちの1つ目です。

7つの習慣』は、1996年に出版(初版は1989年)され、2018年時点で44ヵ国語に翻訳され、全世界3000万部!!の超絶ベストセラーとなっています。ジャンルはビジネス書とされる場合が多いですが、成功哲学、人生哲学、自助努力といった人間の生活を広く取り扱っており人文・思想・倫理・道徳・人生論・教訓・自己啓発などに分類される場合もあります。

私の人生のバイブルです。

聖書みたいな特装版が私のおすすめ↓↓↓常に持ち歩いています。

パラダイムと原則

著者のスティーブン・R・コヴィーは本作を執筆するにあたり、アメリカ建国以来発行された約200年分の『成功』にかかわる文献を調査した。その結果、直近の50年分の文献ではコミュニケーションスキルやポジティブシンキングなど、上辺だけの応急処置的なテクニックの解説に終始する『個性主義』がほとんどであった。それに対して、初めの150年間の文献は誠意・謙虚・勇気・正義・忍耐・勤勉・節制・黄金律といった、不変の『原則』に基づく優れた人格の養成を重視していたことを発見する。これを著者は『人格主義』と名づけ、実りある人生には、それを支える基本的な原則があり、それらの原則を体得し、自分自身の人格に取り入れ、内面化させて初めて、真の成功、永続的な幸福を得られると言っている。

インサイド・アウト

『説得されても人は変わるものではない。誰もが変化の扉を固くガードしており、それは内側からしか開けられない。説得によっても、感情に訴えても、他人の扉を外から開けることはできない』

マリリン・ファーガソン

インサイド・アウト』とは、一言で言えば、自分自身の内面から始めるという意味である。

インサイド・アウトのアプローチでは、たとえばあなたが幸福な結婚生活を望むなら、まずはあなた自身が、ポジティブなエネルギーを生み出し、ネガティブなエネルギーを消し去るパートナーになるわが子にもっと快活で協調性のある人間になってほしいと望むなら、まずはあなた自身が子供を理解し、子供の視点に立って考え、一貫した行動をとり、愛情あふれる親になる仕事でもっと自由な裁量がほしければ、もっと責任感が強く協力的で、会社に貢献できる社員になる。信頼されたければ、信頼されるに足る人間になる。才能が認められたければ、まずは人格を高めることから始めなければならない。

インサイド・アウト』のアプローチでは、『公的成功』を果たすためには、まず自分自身を制する『私的成功』を果たさなくてはならない。

自分との約束を果たすことができて初めて、他者との約束を守ることができる。

人格より個性を優先させるのは無駄なことだ。

自分自身を高めずに他者との関係が良くなるわけがない。

著者は仕事柄、多くの人々に接する機会に恵まれている。さまざまな経験を通してわかったことは、決定的な解決策、永続的な幸福と成功が、外から内に【アウトサイド・イン】もたらされた例は、一つとして知らないという。

第1の習慣 | 主体的である

刺激と反応の間には選択の自由がある

選択の自由』の中にこそ、人間だけが授かり、人間を人間たらしめる四つの能力

自覚想像良心意志】がある。

自覚は、自分自身を客観的に見つめる能力

想像は、現実を超えた状況を頭の中に生み出す能力

良心は、心の奥底で善悪を区別し、自分の行動を導く原則を意識し、自分の考えと行動がその原則と一致しているかどうかを判断する能力

意志は、他のさまざまな影響に縛られずに、自覚に基づいて行動する能力

動物は、たとえ知力が高い動物でも、これら四つの能力のどれ一つとして持っていない。この能力があるからこそ、人は世代を追うごとに大きく進歩し、世界のあらゆるものを支配するまでになった。人間を人間たらしめているのは、感情でも、気分でもない。思考ですらない。自分の感情や気分や思考を切り離して考えられることが、人間と動物の決定的な違いである。

動物にできることは限界があり、人間の可能性はいわば無限なのだ。

だから私たち人間が動物のように本能や条件づけ、置かれた状況だけにただただ『反応をして生きていたら、無限の可能性は眠ったままになってしまう。

人間だけに授けられた四つの能力を使い、すべての人間に内在する可能性を引き出せば、何が起ころうとも、それ自体が自分に与える影響を自分自身の中で選択することができるのだ。

『主体性』の定義

主体性』とは、自発的に率先して行動することだけを意味するのではない。人間として、自分の人生の責任を引き受けることも意味する。

責任』は英語でレスポンシビリティ(responsibility)。レスポンス(response=反応)とアビリティ(ability=能力)という二つの言葉でできている。

主体性のある人は、自分の行動に責任を持ち、状況や条件づけのせいにしない。自分の行動は、状況から生まれる一時的な感情の結果ではなく、価値観に基づいた自分自身の選択の結果であることを知っている。

あなたの許可なくして、あなたを傷つけることはできない

エレノア・ルーズベルト

自分から投げ捨てさえしなければ、誰も私たちの自尊心を奪うことはできない。

マハトマ・ガンジー

私たちは自分の身に起こったことで傷ついていると思っている。しかし実際には、その出来事に対する自分の反応、その出来事を受け入れ、容認する選択をしたことによって傷ついている。

関心の輪/影響の輪

自分がどのくらい主体的な人間か自覚する素晴らしい方法がある。自分の時間とエネルギーを何にかけているかに目を向けてみるのだ。誰でも広くさまざまな関心事(懸念することから興味があることまで)を持っている。健康や家族のこと、職場の問題、国家財政、核戦争、等々。下の図のように関心を持っていることを円でくくり、知的にも感情的にも特に関心のないことと分けてみる。この円を関心の輪と呼ぶ。

関心の輪に入れたことを見ると、自分がコントロールできるものとできないものがあることに気づく。自分でコントロールでき、影響を与えられるものは、最初の輪の中でさらに小さな円でくくる。この円を影響の輪と呼ぶ。この二つの輪のうち、自分の時間と労力を主にかけているのはどちらだろうか。

『主体的な人』は、影響の輪の領域に労力をかけている。自分が影響を及ぼせる物事に働きかける。主体的な人のエネルギーには、影響の輪を押し広げていくポジティブな作用がある。

一方、『反応的な人』が労力をかけるのは影響の輪の外。他者の欠点や弱み、周りの環境の問題点、自分にはどうにもできない状況に関心が向く。こうした事柄ばかりに意識を集中していると、人のせいにする態度、反応的な言葉、被害者意識が強くなっていく。自分の影響の及ぼせる物事をおろそかにしてしまうと、ネガティブなエネルギーが増え、影響の輪は小さくなっていく。

影響の輪にフォーカスすることは、自分自身の人格を磨くことに他ならない。

『問題は自分の外にある』と考えるのならば、その考えこそが問題である。そのような考え方は、自分の外にあるものに支配されるのを許していることになる。だから、変化のパラダイムは『アウトサイド・イン』になる。自分が変わるためには、まず外にあるものが変わらなければならないと考えている。

それに対して主体的なパラダイムは、『インサイド・アウトである。自分自身が変わる、自分の内面にあるものを変えることで、外にあるものを良くしていくという考え方だ。主体的な人は、もっと才能豊かになれる、もっと勤勉になれる、もっとクリエイティブになれる、もっと人に対して協力的になれる、というように考えている。

『成功は失敗の彼方にある』

誰でもそれぞれの人生の中で、後になって後悔するような出来事があるはずだ。その選択は、経験したくなかった結果をもたらしたに違いない。やり直せるものならば、別の選択をするだろう。これを一般的には『過ち』と呼んでいるが一方でそれは深い気づきを与えてくれる。

過去の出来事を悔いてばかりいる人にとって、主体的であるために必要なのは、過去の間違いは『影響の輪』の外にあるということに気づくことだ。

主体的なアプローチは間違いを認めて正し、そこから教訓を学ぶ。だから失敗が成功につながる。

成功は失敗の彼方にある

しかし過ちを認めず、行動を正さず、そこから何も学ぼうとしなければ、『失敗』は全く異なった様相を帯びてくる。過ちをごまかし、正当化し、もっともらしい言い訳をして自分にも他者にも嘘をつくことになる。一度目の過ちを取り繕うという二度目の過ちは、さらに、一度目の失敗を増幅させ、必要以上に重大なものになり、自分自身にさらに深い傷を負わせることになる。

私たちを深く傷つけるのは他者の行動ではないし、自分の過ちでもない。重要なのは、過ちを犯したときにどういう反応を選択するかである。

自分を咬んだ毒蛇を追いかけたら、毒を身体中に回してしまうようなものだ。

すぐに毒を取り除くほうがよほど大切なのだ。

『満足は心の中に湧き出るものでなければならない。人間の本質を知らない者は、自分自身の人格以外の何かに変えて幸福を求めようとするが、そのような努力が実を結ぶはずがなく、逃れたいと思う悲しみを大きくするだけである』

サミュエル・ジョンソン

第1の習慣『主体的である』いかがでしたでしょうか?

簡単ではないですが、意識的に努力すれば必ず人生は高められます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回は『俺なりの第2の習慣』でお会いしましょう!!それではまた!!




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kee
サブ4ランナー!!! ファイナンシャルプランナー&JADPメンタル心理カウンセラー&上級心理カウンセラー! 普段は食品工場で仕事をしています。ランニング大好き、料理大好き、サッカー大好き、キャンプ大好き、お酒大好き、釣り大好き、激辛大好き、読書大好き、書ききれないほどの大好きに囲まれて毎日幸せを実感しています。夢はホノルルマラソンに出ること。 座右の銘『明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ』 このブログは忘れやすい私の備忘録、私の脳の第2領域です。