こんにちは!!keeです。今回は私がおすすめする子供へのプレゼントの話です。
人間は生まれた瞬間から『死』に向かって歩み始めます。早い遅いはありますが、誰もが絶対に逃れることはできないゴール、それは人は絶対にいつか死ぬということです。
今、この瞬間も刻一刻と死に向かって歩んでいます。
今日あなたは何をしますか?
何を考えて過ごしますか?
大好きな人と笑って過ごしますか?
大切な誰かを想って過ごしますか?
常に明日死ぬかのように考えると、出逢う人すべてに優しくなれる気がしますよね。
選ぶべき選択肢の輪郭も鮮明に見えてくる気がするから不思議です。
あたりまえのことですが、基本的に親は子供より先に死にます。
そのときに親であれば自分が死んだあと、子供に幸せになってほしいと願うと思います。
『お金=幸せ』という風には考えたくはありませんし、そうではないという研究結果もたくさんあります。
『幸せ』の話になると戻ってこれなくなるので今日はやめておきます。(自粛)
だけど綺麗ごとを抜きにして言えば、お金がぜんぜん無かったら行きたい場所には行けませんし、食べたいものも食べられません、逢いたいあの人に逢いにも行けません。
『ある程度のお金は必要である』と考えているのは私一人ではないはずです。
『マネーリテラシー(金融リテラシー)』という言葉を聞いたことがありますか?
マネーは『お金』です。リテラシーは『読み書き能力』意味する言葉です。
マネーリテラシーとは『お金の知識、お金の知識を活用して判断する能力』
簡単に言うとこんな感じの意味になります。
マネーリテラシーにはFIFAと同じように世界ランクがあり、日本は38位、アジア14カ国ではなんと最下位の14位です。
基本的に教育の場がないですから、親から子へ教えなければならない知識です。親が知らないのであれば、親が変わらなければならないし、親が勉強しなくてはなりません。
今回の私がおすすめする子供へのプレゼントはお金と知識を同時に残せるとっておきの方法です。
興味がある方は続きも読んでみてくださいね。
もくじ
ジュニアNISAとは
ジュニアNISAは、未成年(0~19歳)のお子さまの将来に向けた、資産形成のための非課税制度です。
未成年を対象に、年間80万円分の非課税投資枠から得られた譲渡益、分配金・配当金に対して、税金が非課税になります。
- 年間80万円の非課税投資枠が最大5年間(合計400万円)利用可能!
- 贈与税の枠(年間110万円)の範囲内で資産を移動でき、相続対策!
- 成人のNISAのように自由な出金ができず、払出制限が設けられる!
※両親がお子さま名義で運用し、教育資金として利用するのが主な目的。
NISAとは
NISAとは2014年から始まった『少額投資非課税制度』で、最長5年間、年間120万円の投資枠から得られた利益に対して税金が非課税になる制度です。
上場株式や投資信託等の配当金や売却益には、通常20.315%の税金がかかりますが、NISA口座で運用した場合は税金がかかりません。
- 非課税になるのは上場株式・株式投資信託の譲渡益・配当金等!!
- 対象は日本に住む20歳以上の方!!
- 年間120万円の投資枠に対して最長5年間が非課税に!!
- お取引できるNISA口座は1人1口座!!
※年間上限額である120万円を投資して、5年後に売却した場合、NISAでは0円であるのに対し、一般口座や特定口座では、約9万円の税金を納める必要があります。
つみたてNISAとは
つみたてNISAは、2018年から始まった『少額投資非課税制度』で、先に説明した『NISA』と同様に毎年の非課税投資枠から得た利益・分配金にかかる税金はゼロとなりますが、非課税投資枠が年間40万円で投資期間が最長で20年という点で異なります。
- 非課税となる期間は最長20年!!!
- 非課税投資枠(年間投資上限)は40万円!!!
- 買付は定期的に継続したもの(積立)であること!!!
- 対象商品は一定の条件を満たす投資信託等!!!
※非課税期間の長さが魅力のつみたてNISAの出口戦略。
例えば2021年に積立した分は2040年で非課税期間が終了します。毎年積立を続けるとその年に積立した分の非課税期間の終了は1年ずつ後ろにずれていくというイメージになります。年代などで大きく異なってくるとは思いますが、Around 40の私の場合では20年後はAround 60ですので、非課税期間の終了とともに毎年売却して、老後資金に充てるといったところでしょうか。
結局どっち!?
一般的な考え方としては、NISAは投資経験が少しでもある方におすすめ。
つみたてNISAは投資初心者におすすめです。100円からでもできるので、ドルコスト平均法で毎月できる金額をS&P500などに投資してみてください。私もやってます。
『馬には乗ってみよ人には添うてみよ』
馬には乗ってみなくてはわからないし、人とは付き合ってみなければわからない…
何事も自分で直接経験しないとわからないという意味です。
君が喜んだ姿をイメージしながら…
私がおすすめする最高のプレゼントが『ジュニアNISA』であることはすでにお気づきのことかと存じますが、実はこのジュニアNISA制度は2023年末での廃止が決定しています。
廃止理由は利用者数が伸び悩んだこと…です。
ところが廃止が決まった途端になぜかジュニアNISAの人気が一気に急上昇!?
廃止が決まる1年前と比べ、口座数が約30%増、買付高が54%と大幅に増えています。
その理由はもともとのジュニアNISA制度にあった厳しい払出制限がなくなるからです。
先に説明した通り、教育資金としての運用し、利用することが目的とされていたわけですが、3月31日時点で18歳である年の前年の12月31日まで…言い換えるとお子さまが高校3年生の1月まで払い出せない。この厳しい払出制限が最大のデメリットでもありました。中学や高校進学時には意味のない制度でした。しかも仮に途中で払い出した場合には過去に非課税で支払われた配当金や売却益すべてに対し課税(遡及課税)されてしまいます。
ジュニアNISA制度の廃止が決まったことにより、5年間の非課税期間を終了した金融商品は『継続管理勘定』(※売却や非課税で保有し続けることはできるが新規買付はできない)に移管することができるようになりました。廃止によって求められていた形になったということです。
来年2023年末には新規口座開設はできなくなりますが、仮に今年50万円、来年末までに50万円の合計100万円を投資し、運用利回り(年)4.8%でもしもプレゼントをもらったお子さまが売却せずに65年放置したらいくらになると思いますか?
詳しくは両学長の動画を参考にしてみてください↓↓↓
2000万円超えとは驚きました。これだけで老後問題も一発解決ですね。
今からでも間に合います。『かけこみ加入』は今のトレンドです(笑)
子供が自分自身の口座を持つことによって、早くから投資に関心を持ち、金融や投資の仕組みについて学ぶ、とてもいいきっかけとなります。投資にはリスクがあることを知り、社会に出る前に金融や投資への理解や判断力といった、いわゆる『マネーリテラシー』を高めるとても有用な方法であると私は思います。
これが私の考える私が大好きな子供たちに残せる最高のプレゼントです。
※ちなみに口座開設はSBI証券をおすすめします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それでは、また!!