こんにちは!!keeです。みなさん、疲れていませんか・・・?他人の目や世間体、家にいても会社にいても、日本人というのは本当に疲れやすい生き方をしているなと日本人の私も思います。もちろん私もそのひとりです。でもそれはあなたが自分で選んでしていることなんです。ということは、違う選択もあるってことです。さぁ光が見えてきましたね。そんな優しいあなたを後ろからギュッと抱きしめてくれる、早稲田大学名誉教授の加藤諦三さんの著書『あなたは、あなたなりに生きれば良い。』を読み終えたので、私なりにアウトプットしていこうと思います。この本はこんな方におすすめです。
- 気を使いすぎて疲れる人
- 他人の何気ない一言が気になる人
- 少しの失敗でも立ち直るのに時間がかかる人
なぜか居心地が悪かったり、今までは頑張れていたことが、頑張れなくなってしまったり、頑張るのに疲れてしまったと感じている私のような人にはささると思います。『意識』と『無意識』には大きな乖離があり、自分の『無意識』にあるのは何か?それを知ることがすべての不安や苦しみの解決につながると本書は述べています。
自分の無意識に気づき、それを認めれば、道は拓ける。
他人が自分を苦しめているのではない。
自分が自分を苦しめている生き方を選んでいるのだということに気が付かない限り、死ぬまで幸せになれない。
厄介なのはそれが無意識で起きていることである。
自分の『無意識』に気づき認めて、ちょっと見方を変えることができるか、できないかがあなたの人生を決める。
もくじ
なぜ、あなたはいつまでも「変われない」のか?
あなたが変われないのはあなたが変わらないと決めているからです。
多くの人が願っている『幸せになりたい』という心構えは、『ふさわしい努力』をしないで、幸せになりたいということです。それは、煙を避けて焚き火にあたりたいということと同じです。
人生は勝手に幸せになるようにはプログラムされていません。(エンジニアっぽい)
『ふさわしい努力』というのは、人の『意識』と『無意識』は違うことを理解して、実は自分が無意識に心の葛藤から『逃げている』ことに気づき、心の底の底を素直に見つめ、自分はなにを無意識に拒否しているのか、なにから『逃げている』のかを知るということです。
なぜ、「前向きになれない」のか?
あなたが『ありのままの自分』を拒否するたびに『ありのままの自分』には価値がないという感覚が強化されてしまいます。
自分が自分以外のものになろうと頑張ったりしないで、自分は自分であることを認め、他の人と比較しないで自分の人生に満足し、地道な努力を続けることができれば、不安や緊張に苦しめられることはなくなり、心理的に自立することができます。
ナンバーワンにならなくてもいい!もともと特別なオンリーワン!!(世代です)
自分に対する態度を変え、自分の『無意識』にある恐怖感に気がつけば、怖がる必要もないことを怖がることもなくなるし、恐怖に立ち向かう勇気も出てきて、『いまにいいことあるさ』と前向きになれます。
なぜ、苦しいのに「頑張らずにいられない」のか?
不安を克服しようとしてする努力によって、ますます不安が強くなってしまうことがあります。
問題は努力そのものではなく『努力の動機』にあります。
努力の動機が『他人以上の優越性と力を得ようとする』だった時、その努力はすればするほどあなたの不安は増してしまいます。なぜなら他人と自分の比較から始まる努力にはゴールがないからです。
アスリートは1位になっても次の大会で負けるかもしれませんから、常に、終わりなき旅、ゴールのない戦いをしているのです。それは本当にすごいことだと思います。ただここで言う『力』というところは勘違いしてほしくなくて、何かで1位になったから人間的に1番ではないということです。
悔しいとき、つらいとき、苦しいとき『なぜこんなに頑張って努力をするのか?』と自分に問いかけ『この努力によってなにが得られるか?』を理解することができれば道を間違えることはなくなります。ムダな努力をする人生から解放されます。
人は、しっかりと『自分』を自覚していない限り、無意識の必要性によって動かされてしまいます。
人間の唯一の義務は、自分自身になることである、それ以外に義務はない、自分があると思い込んでいるだけである。
シーベリー
重要なことは、他人が自分をどう思うかではなく、自分が自分自身を自分で確認できるかどうかなのです。
自分はこの人生でなにをしたいのか?答えはでなくても考えることが大切です。
自分自身になれない人の愛や誠意はすべて偽りです。
他人を前に完全な自分を演じようとするのは、それによって自分は無価値な人間であるという「無意識」にある感情に、自分が直面することを避けようとしているからです。
↑まさにこれが今の私です。
なぜ、恵まれているのに「幸せを実感できない」のか?
『ありのままの自分』を受け入れられた体験が乏しい人は、『ありのままの自分』では周囲の人は自分を相手にしてくれないと感じてしまっています。
人によく思われることでしか自分の価値を感じられないので完全であろうとしてしまいます。
完全でなければ自分は受け入れてもらえないと感じるように成長してきたから、他人との優越によって自分の安全を確保しようとしてしまう。
↑そう!そしてこれがまさに・・・今の私です。
子どもが泣くとき、わんわん泣いて感情がすっきりすると、次は意欲的になる。だからもし子どもが泣いて、煩わしいと感じても、これでよかったと思うことです。子どもがマイナスの感情を出せる『無防備でいられる』場所を作ってあげられているあなたはすばらしいのです。
大人も泣いたあとはおなかがすきますよね?感情を出せる場所は大人にも必要です。私は『意外と』泣き虫です。『意外と』の意味が分かりませんが・・・。
『ありのままの自分』が受け入れられたとき、そこには信頼が生まれます。
怖いとか、苦しい、つらいとかを誰かがわかってくれたときに人は成長できるようになります。
幸せを実感するには、心理的に自立している人になることが必要です。そのためには、ちょっと難しいですが自分の感情や考え、行動に関して主体的に管理してその責任をもつことが必要です。
自分を大切にしなければ、他人を大切にすることはできません。人は自分で自分を受け入れられる程度にしか、他人を受け入れられません。自分を愛することなしに他人を愛することはできません。心理的に自立することなしに、人を愛することはできません。
もう、何者にもなろうとしなくていい!
『人はある真実を見たくない』
その真実、『現実の自分』を認めることは最も苦しいことです。
だからあなたはなにか重大な感情を自分に隠しています。その感情とは絶望感と恐怖感です。
一生懸命にして、それでも明日が心配で眠れないときには、『実は自分は絶望しているのだな、その絶望感から目を背けるために名声を追及しているのだな』と考えてみてください。
あなたの無意識にある絶望感の原因は、あなたの歪んだ固定観念です。その固定観念で自分を勝手に評価して、勝手に自分に絶望しているのです。
自分の力以上のことをしようとしているから明日が不安になるのです。もしそう考えられれば、大きく『意識領域の拡大』が起こり、視野が広がり、自分が自分自身に近づくことができます。
一生懸命にしてできないことは、できないことなのです。だって一生懸命やったんですから。
自分が自分自身で生きていれば、明日を煩うことはありません。
明日、調子が悪ければ調子が悪いのが『現実の自分』なのです。
自分がモグラなのか鷹なのかがわからなければ、空を飛んでよいのか、土にもぐっていいのかもわかりません。自分の同一性『アイデンティティ』(他ならぬそれそのもの)が確立できれば、捨てるものは捨てられるし、受け入れられなければならないことは受け入れることができます。
私が私自身ならなにを恐れることがあろう。恐れているなら、私自身ではないのだ。
シーベリー
意識領域の拡大⇔マインドフルネス
『意識領域の拡大』とは、視野を広げることです。いままで、『偉い!』と価値をおいていたことが偉くないかもしれない、それは多くの価値の中のひとつでしかないと知ることです。
『マインドフルネス』とは、語義としては「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価せずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」になりますが、この場合のマインドフルネスは、過去の経験や先入観といった雑念にとらわれることなく、現実をあるがままに受け入れることです。多くの人が思い描く『マインドフルネス』=『瞑想』は間違ってはいませんが正解とはいえません。
マインドフルネスな人は、不愉快なことは、楽しい人生への『過程』とみることができます。そして何か困難なことがあると、『経験』であると喜ぶことができます。それは『意識領域の拡大』が起きているのであって『マインドフルネス』であることが『意識領域の拡大』につながっているのがわかります。
マインドフルネスは繰り返し練習することで身につけることができます。
心を成長させてくれる大切な人
一緒にいると心を成長させてくれる人がいます。
では、どういう人といると、心は成長すると思いますか?
それは、その人なら何を言っても自分を責めないということを自分が知っている、自分の本当の感情を素直に表現しても、その人なら自分を責めないことを知っている、自分の弱点をさらけ出してもその人は自分を責めないことを知っている、その人の前では『ありのままの自分』は許される、そんな自分が無防備でいられる人と一緒にいると心理的に成長することができます。
すぐに誰かの顔が浮かんだあなたはラッキーです。感謝してあげてくださいね。
あなたの生きる道はひとつじゃない
なぜ、『生きる道はひとつしかない』と考えてしまうのか?
そう考えれば『今まで自分で生きる道を選んでこなかった』と気がつくかもしれません。
問題を抱えた『無意識』にしがみついている限り明るい未来はありません。
人生最大の課題は、自分の運命を受け入れること。そして立ち上がることです。
恨まれることを恐れないで、自分自身になる。ここで人は鍛えられる。ここで心が成長する。ここで怯んでは絶対にダメです。不安に立ち向かえないのは、まだアイデンティティが確立されていないからです。自分自身になれていないからです。自分の無意識を見つめて自分自身になって不安に真っ向勝負を挑みましょう。私も付き合います。
仮に、自分を失ってまで皆に受け入れられたとして、いったいそれが何になりますか?
本当にそれはあなたの欲しいものですか?
あなたは、あなたなりに生きればいいのです。
視点を変えれば、今とは違うもっともっと広い自由な世界がそこにはあります。
自分の人生に失望していることにバカらしくなってほしい
加藤諦三
ここまで読んでくれたあなたには、私の軸となる考えの基となった、
『嫌われる勇気』人は今、この瞬間から幸せになれる。もおすすめなので、
ぜひ読んでみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。