こんにちは!keeです。今回は私の人生のバイブル【7つの習慣】の3つ目の習慣『最優先事項を優先する』です。もしまだ【第1の習慣】、【第2の習慣】を読んでいない方は、先に進む前に読んでいただくことをおすすめします。
【第3の習慣】最優先事項を優先する
『第3の習慣』は、第1の習慣と第2の習慣で身につけたことを実践し、個人的な結果を得る習慣である。
はじめに次の2つの質問を考え、答えを書き留めておいてみてほしい。
- 現在はしてないが、もし日頃から行っていれば、あなたの私生活に大きくポジティブな結果をもたらすと思うことを一つ挙げるとしたらそれは何だろうか?
- 同様に、あなたの仕事や専門分野で、ポジティブな結果をもたらすと思うことを一つ挙げるとしたらそれは何だろうか?
私たちは基本的に上の4つの領域のどれかに時間を使っている。
- 緊急かつ重要な『第Ⅰ領域』(左上)
- 緊急ではないが重要な『第Ⅱ領域』(右上)
- 緊急だが重要ではない『第Ⅲ領域』(左下)
- 緊急でも重要でもない『第Ⅳ領域』(右下)
活動を決める要因は、『緊急度』と『重要度』の2つ。
緊急の用事とは、今すぐに取りかからなければならない用事である。早くやれ!と私たちを急き立てて、何としても私たちを引き込もうとする。その中には、楽しいこと、簡単にできること、面白いこともたくさんある。しかし実際にそのほとんどは重要な用事ではない。
一方、『重要度』は結果に関係する。重要な用事はあなたのミッション、価値観、優先度の高い目標の実現につながるものである。
私たちは緊急の用事には受動的に反応(react)する。
だが、緊急ではないが重要なことをするには、率先力と主体性が要る。機会をとらえたり、物事を実現させたりするには、能動的に動く(act)ことが必要になる。
私たちは一般的に、第Ⅰ領域を『危機』とか『問題』などという。第Ⅰ領域ばかりを意識していると、第Ⅰ領域だけがどんどん大きくなり、やがてあなたを支配してしまう。
彼らが唯一逃げ込める場所は、第Ⅳ領域だけである。
緊急だが重要ではない第Ⅲ領域の用事を第Ⅰ領域の用事と思い込み、それに多くの時間を費やしてしまう人もいる。緊急だから重要なのだと思い込み、緊急の用事のすべてに反応し、ほとんどの時間を使いきってしまう。
だがそれらの用事は自分にとって緊急なのではなく、ほとんどの場合、他者の仕事の優先順位からきているのであり、早く対応してほしいと期待されていることなのである。
効果的な人々は、第Ⅲ領域と第Ⅳ領域を避けようとする。この二つの領域に入る用件は、緊急であろうがなかろうが、重要ではないからだ。彼らはまた、できるだけ『第Ⅱ領域』の活動に時間をかけ、生活の中で第Ⅰ領域が占める割合を小さくしていく。
『第Ⅱ領域』は、効果的なパーソナル・マネジメントの鍵を握る領域である。
冒頭であなたに二つの質問をし、答えてもらっていた。
- 現在はしてないが、もし日頃から行っていれば、あなたの私生活に大きくポジティブな結果をもたらすと思うことを一つ挙げるとしたらそれは何だろうか?
- 同様に、あなたの仕事や専門分野で、ポジティブな結果をもたらすと思うことを一つ挙げるとしたらそれは何だろうか?
あなたの答えはどの領域に入っただろうか?
おそらく『第Ⅱ領域』に入ったはずだ。とても重要なことであるのは明らかだが、急を要することではない。急を要さないから、まだ手がついていないのではないだろうか。
このような効果をもたらす活動は、どれも『第Ⅱ領域』に入る。
大学生、組み立てラインの労働者、主婦、ファッションデザイナー、会社の社長、誰であれ、『第Ⅱ領域』に何があるのか問いかけ、それらの活動に主体的に取り組めば、あなたの効果性は飛躍的に向上するだろう。
『ノー』と言うためには…
『第Ⅱ領域』に使える時間をつくるには、第Ⅲ領域と第Ⅳ領域の時間を削るしかない。
そして『第Ⅱ領域』の予防や準備の活動に力を入れていれば、緊急で重要な活動の第Ⅰ領域は徐々に小さくなっていき、『第Ⅱ領域』に使える時間が増えるのである。
『第Ⅱ領域』の重要な『最優先事項』に「イエス」と言うためには、他の用事がいくら緊急に見えても「ノー」と言うことを学ばなくてはならない。
ためらわずに「ノー」と言うためには、それよりも強い「イエス!」もっと大事なことが、あなたの内面で燃えていなくてはならない。
多くの場合、『最良』の敵は『良い』である。緊急な用事が『良い』ものであっても、それを端からすべて受け入れていたら、あなたにとって『最良』のものに手が回らなくなるだろう。
あなたにしかできない貢献ができなくなるのである。
第Ⅱ領域
興味深いことに『7つの習慣』はどれも『第Ⅱ領域』に入る。どの習慣も人間にとって根本的に重要なことを教えている。これらの習慣を日頃から実践すれば、私たちの人生は大きく変わる。驚くほど実用的な違いを人生にもたらすのだ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、俺なりの第4の習慣『Win-Winを考える』でお会いしましょう。