『今この瞬間に痛風になってもおかしくありません』と言われて自力で尿酸値と戦った3ヵ月!




こんにちは!!keeです。普段から私は、どちらかといえば健康志向だという自負がありますが、今年(2021年)の8月に面白いことが起きました。

8月後半に人間ドックを受診したのですが、なんと尿酸値で『D2』→『要精密検査』と診断されました。

尿酸値9.4mg/dl…。なんで…オレ…が…???

肥満の傾向はまるでなく、どちらかというと痩せていること、定期的に運動も行い、毎晩ストレッチも欠かさず行っていることから、結果を受け入れることがすぐにはできませんでした。

もしかしたら、今年が厄年(本厄)であることや気を遣ってはいたが、前日の食事などが悪影響を及ぼしたのではないかなどと、何かのせいにするための『その何か』を必死に探しましたが、前年の結果をみてやっと受け入れることができました。実は前年も7.4mg/dlと基準値を超えていたのです。

尿酸の基準は7.0mg/dl。これはミリグラム・パー・デシリットルと読みます。血液1dl(100ml)中のmg(ミリグラム)の量です。基準を超えると異常とされ、それを高尿酸血症と言います。

高尿酸血症は、主に痛風や腎結石、尿路結石の原因であり、肥満や高血圧、脂質異常症、高血糖などの合併症のリスクがあります。

そもそも尿酸とは、『プリン体』という物質が主に肝臓で分解されてできた老廃物、所謂、燃えカスです。常に悪者扱いされているプリン体ですが、身体を動かしたり内臓を正常に機能させるなどの生命活動には欠かすことのできないエネルギー源となる物質で常に体内で生成されています。

通常であれば1日に体内で産生される尿酸はおよそ700mgです。1日で排泄させる量も700mgなので、体内の尿酸は常に一定の量(健康成人男性1200mg)に保たれています。高尿酸血症は3タイプ(排泄低下型・産生過剰型・混合型)に分かれると言われていますが、私の場合は、産生過剰型であるとの診断を受けました。

『今この瞬間に痛風になってもおかしくありません』先生に言われた言葉です。

聞いたことがある人が多い痛風ですが、名前に『痛』が入っているだけで痛いんだろうなと想像してしまいます。風にあたるだけで痛いからという説と風のように突然やってきて風のように去ってゆくという説があります。とりあえずとんでもなく痛いらしい…。

メカニズムとしては、体内で尿酸が過剰になると関節にたまって結晶化し、炎症を引き起こして腫れや激しい痛みを生じる病気です。

さて、ここからが本題です。

9.4mg/dlとなると約20%、5人に1人が痛風発作を起こすと言われています。

『今すぐに薬を飲んで尿酸値を下げた方がいい』とも先生は仰いましたが、私は納得しませんでした。過去に痛風発作を起こしたことがないということから、コツを伺って3ヵ月様子を見てみようということになりました。

3ヵ月でやったこと5つのこと

①毎日、水を2.5L以上飲む!!

水を飲むことの大切さは以前から知っていたのですが、何となく2Lくらいを毎日飲んでいましたが、運動をする人は2.5L以上ということで目標を設定、日々の水の量を量るようにしました。

気になる方はこちらの記事『水を飲む』ことがもたらす効果も読んでみてください。

②週に2日(連続)休肝日をつくる!!

週に2日というところには、全く根拠(エビデンス)もありませんが、お酒の総量を減らす目的と、自分の肝臓に聞いてみたところ、1日では休みにならん!!と断言してきたので勝手に決めました。基本的には『水・木』と1週間の中で2日連続で決めます。飲み会やイベントなどここは呑みたいと思うときには代わりに休肝日を設けます。

③週に2回はランニング!!

以前から私は最低でも週に最低1回は10kmのランニングを欠かさず行っていましたが、それをフルマラソンに向けてという理由もあり、倍(最低週2回)に増やしました。ランニングの強度も無酸素運動にならないように有酸素運動レベルを意識して行いました。

ランニングについて知識を深めたい方はランニングは太る!?ダイエット目的のランニングは逆効果?も読んでみてくださいね。

④ブラックコーヒーを飲む!!

コーヒーには抗酸化作用の高いポリフェノールがたっぷり含まれており、尿酸値そのものを下げる働きがあるという。ある研究では、コーヒーを4~5杯飲む人は飲まない人に比べ、痛風のリスクが4割も下がったというデータもあるようです。私は出勤前にドリップして、MCTオイルを入れて飲んでいます。その後会社で1~2杯のブラックコーヒーを飲んでいます。その他に白湯も水も飲んでいますから水分だけで3Lは超えていると思います。

⑤我慢はせず、いいものを食べる!!

大好きなあん肝やレバー、明太子やいくらなどの魚卵は尿酸値を上げる材料になってしまうとよく言われています。でも全く食べないというのは人生自体がつまらなくなってしまいます。私は我慢するのではなく、努力で何とかしたかったため、我慢はせず、有効であると言われている、アルカリ性の食品、海藻類、特にわかめや大豆製品の豆腐、バナナ、芋類を意識的に摂取するようにしました。

3ヶ月後の検査

3ヶ月後の再検査で私は7.7mg/dlまで尿酸値を落とすことができました。

まだまだ高い数値ですが、過去に痛風発作を起こしていない患者の要治療の基準は8.0mg/dl以上ですので、薬を飲む必要はないと言われました。

その時に『だいぶ頑張ったのかな?』と言われ、病院の先生がそんなことを言うイメージが私には全くなかったので、それがなんだかとてもうれしくて、ビールをたくさん買って帰りました。(笑)

最後まで読んでいただきありがとうございました!!




ABOUT US
kee
サブ4ランナー!!! ファイナンシャルプランナー&JADPメンタル心理カウンセラー&上級心理カウンセラー! 普段は食品工場で仕事をしています。ランニング大好き、料理大好き、サッカー大好き、キャンプ大好き、お酒大好き、釣り大好き、激辛大好き、読書大好き、書ききれないほどの大好きに囲まれて毎日幸せを実感しています。夢はホノルルマラソンに出ること。 座右の銘『明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ』 このブログは忘れやすい私の備忘録、私の脳の第2領域です。