今回は楽天銀行で口座を開設し、普通預金の金利をメガバンクの100倍（0.1％）にする方法について話したいと思います。楽天銀行の口座開設を模索している方、楽天銀行口座は持っているけれど金利が0.1％になっていない方には特に有益な情報となってます。あなたの10円が1000円になります。
2020年、大手都市銀行、日本を代表する3大メガバンク『三菱UFJ銀行』『三井住友銀行』『みずほ銀行』の現在の普通預金の金利はわずか0.001％、定期預金においても2020年に0.01％から0.002％に引き下げられています。日本銀行のマイナス金利政（2016年）が始まってから、金利は下がり切ったままいまだに戻っていません。100万円を預けていても、1年で10円にしかならない超絶低金利時代。10円なんて時間外の手数料でふっ飛びます。そんな中、必要最低減の店舗しかなく、伝統的な（半沢的な）銀行に比べ人件費もかからないために手数料も安く、預金金利も高い、さらに24時間利用できることでネット銀行が注目されています。ネット銀行は不安という方もいると思いますが、従来の銀行と同様に『預金保護』（ペイオフ）の対象なので、ネット銀行が破綻した場合でも元本1,000万円までの円預金と破綻日までの利息等は保護されます。それでもまだ不安という方は無理はしないでください。ちなみに今回の記事では、投資信託をやる前提で話していますいますが、記事通りに設定し、楽天証券口座を作ってもし仮に使わなくても、普通預金の金利に関しては0.1％にすることができるので、投資はちょっと・・・という方も安心して設定して大丈夫です。それでは、始めましょう。
ステップ①楽天銀行口座＆楽天証券口座開設
楽天銀行の口座を開設する。
※楽天会員ではない方は楽天会員になることを勧めます。その理由としては証券口座を開設して、投信積立の引落方法として楽天カードクレジットで月に50000円まで決済可能です。100円につき1ポイント加算されるので、50000円で500ｐ戻ってきます。これは株取引の1％保証されているのと同じことになります。この１％は本当に大きいです。その他に楽天ポイントがザックザクたまる設定の紹介もしています。
キャッシュカードの選択は、クレジットカード機能付きのカードもありますが、クレジットカードは楽天カードで持つのでデビットカードでいいと思います。あまり使いませんが、「デビット決済でポイント山分け」なんてイベントもあるので持っていてもいいと思います。カードの発行会社はお好みで構いません。逆に楽天カード（クレジット）の発行会社のおすすめはMastercardです。理由はコストコで使えるから。ただそれだけです。
楽天銀行の口座開設時に、個人情報入力から始まり、カードの選択をして、さらに下に進むと、楽天証券口座も同時に開設の↓申し込み↓ができます。
口座は特定口座がおすすめ。
ステップ②マネーブリッジ（銀行口座・証券口座連携サービス）
マネーブリッジを申し込む。
ここまでの設定が完了した（毎月25日終了時点）翌月から、優遇金利0.1％が適用となります。その他に楽天銀行口座と楽天証券口座の自動入出金サービスが受けられるので、証券口座の資金を夜間に楽天銀行口座に手数料なしで自動出金（スイープ）されるので、手間をかけずに優遇金利が常に適用されるようになります。
※それぞれの口座に留め置く金額の設定もできるようになりました。
ステップ③ハッピープログラムに申しこむ
最後にハッピープログラムにエントリーしましょう。ポイントがザックザク貯まります。
ハッピープログラムにエントリーすることで、楽天証券での取引に応じた楽天ポイントが獲得可能です。投資信託では月末残高10万円ごとに4ポイント加算されます。
ハッピープログラムには「ベーシック」「アドバンスト」「プレミアム」『VIP』「スーパーVIP」の5種類の会員ステージを設け、それぞれに特典が用意されています。
会員ステージは、毎月25日終了時点の「お預かり資産残高」または「対象となる商品・サービスの前月1ヶ月分のお取引件数」のどちらかで条件をクリアしている高い方のステージの優遇が翌月の1日から適応されます。
スーパーVIPになる裏ワザなどもあるようですが、ATM利用手数料の無料回数が5回のVIP会員で私は一度も困ったことがないので、残高を100万円以上にして、VIP会員になることを勧めます。
VIP会員になると、ハッピープログラム対象のサービスでの楽天ポイントの獲得倍率が上がります。楽天カードの口座振替（自動引落）1回で9ポイント（デビットカードは対象外です）、楽天証券への入金があった日ごとに3ポイント（最大月3回）、楽天Edyチャージ1回ごとに3ポイント（最大月3回）などなど。ハッピープログラムサービス一覧。これでポイントがザックザクです。
※楽天ポイントには通常ポイントと期間限定ポイントがあります。期間限定ポイントはその名の通り利用期間が設定されているポイントです。期間内に利用しないと消失してしまいます。だいたい月末に設定されていることが多く、楽天ポイントのアプリを入れておくと簡単に確認、利用ができます。期間限定ポイントは利用期間も限られていますが、すべての楽天サービスで利用できるわけではなく、利用できる場所も限られているので注意が必要です。例えばANAマイレージに変換したり、楽天Edyにチャージしたりはできません。おすすめのポイント使い切り方法を列挙すると、楽天市場、楽天ペイ、加盟店（マクドナルド・ミスタードーナツ・ツルハドラッグ）、ギフトカードに交換など、欲しいものを探すこともありますが、1ポイント1円なのでお金をなくすよりは使ったほうが間違いなくお得です。
番外編：楽天証券でのSPU↑（スーパーポイントアッププログラム）
楽天証券でポイントを使って投資信託を購入するとポイント＋1倍（ポイント投資）
楽天ポイントコースの設定と500円分以上のポイント投資（投資信託）で
楽天市場の商品がポイント＋1倍。
このSPU設定も絶対にお得なのでやっておきましょう。
予備知識
利子や利息の計算には『単利』と『複利』があります。
『単利』とは「預けた元本」にだけ利息が付きます。
『複利』とは「元本＋利息」に利息が付きます。
あまり差がないと思ってますか…？
その差30年でな・な・なんと！？1350万円！！
これが複利の力です。ちなみに銀行の預金は複利です。投資信託も配当金を再投資にあてれば、同じように複利の効果が得られます。日本人の貯金が大好きな理由については、つみたてNISAはやるべきなのか！？で解説しています。せっかく証券口座を作ったのだから投資信託を始めたいという方は、『楽天証券で投資信託を買う方法』で手取り足取り解説しています。ぜひご覧ください！！
最後まで読んでいただきありがとうございました。超絶お得なので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
